あなたは知ってる？クルミが睡眠を促す2つの理由

クルミとは

クルミは人気のある木の実です。昔からアメリカやヨーロッパではよく食べられていた食材で、日本では最近、美容効果があることが注目されている木の実です。

栄養が豊富で28gのクルミには繊維が2g、また、19以上のミネラルとビタミンが含まれています。特に豊富なのが「マグネシウム」「銅」「リン」「マンガン」です。

また、健康的な脂肪の供給源でもあります。それは、「オメガ-3脂肪酸」「リノール酸」です。

2010年の研究では、心臓病の主要な危険因子である高コレステロール値を低下させる能力があると示唆されています（1）

クルミは睡眠調節ホルモンであるメラトニンの最良の食物源の1つであるため、睡眠の質を改善すると言われています。

メラトニンは、人体が自然に作るホルモンで、「快眠ホルモン」や「睡眠ホルモン」呼ばれていて、その名の通り睡眠には欠かせないホルモンです。

役割は、一定のレベルまで達すると「そろそろ眠る時間ですよぉ～」と体に教えてくれます。

しかし、ブルーライトなどの強い光を浴びるとメラトニンの分泌量が減ってしまうんです。その結果なかなか眠ることができないなどのトラブルが起きてしまいます。

スマホが普及した現代は、「睡眠ホルモン」を殺しているような状況なんです。

ですが、外部からメラトニンを補充することで足りていないメラトニンレベルをを補えるわけです。

また、メラトニンは不眠症に悩まされている人たちの間で人気の高いサプリです。もっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

クルミの脂肪酸の構成は、より良い睡眠に貢献するかもしれません。

クルミは、体内でDHAに変換されるオメガ3脂肪酸であるALAを提供します。DHAは、睡眠を促進する脳内化学物質であるセロトニンの生成を増加させる可能性があります。

ここまで、クルミの睡眠への効果について語ってきましたが、残念ながら、クルミが睡眠を改善するという主張は決定的な証拠によって裏付けられていません。

具体的に言うと、クルミの睡眠促進効果に焦点を当てた研究がないんです。

決定的な証拠はないものの試してみる価値はあるでしょう。

あなたがもし睡眠に苦労しているなら、寝る前にいくつかのクルミを食べると眠れるようになるかもしれません。量は一つまみのクルミで十分だと思います。