ここ最近ずっと取り上げているサプリなんですが、イマイチすごさを伝えられていない気がしたので、根本的に「クレアチンの何がすごいのか」ってところを説明していこうかと思っています。
- クレアチンがすごいと言われる理由
- 具体的な研究を紹介
みたいな感じで説明しているのでよかったら読んでみてください。。
クレアチンが”すごい”と言われる1つの理由は
はじめに「クレアチンってなんで効果があるの?」ってとこから説明していこうと思います。
大前提として人は筋肉を動かすのには、エネルギーが必要ですよね。このエネルギーを得る時に必要不可欠なのが「ATP(アデノシン三リン酸)」という物です。
つまり、「ATP」を分解してエネルギーを得ているという事になります。
もっとわかりやすく言うと筋肉を動かすときには「ATP」を消費しているという事。
そして、当然ですが「ATP」は無限にあるわけではないため「不足」してしまう事があります。この時に「クレアチン」が必要になってくるわけです。
とりあえずここでは、「不足した「ATP」をクレアチンが補うイメージ」でよろしいかと思います。
通常、ATPは8〜10秒の高強度エクササイズをしただけで使い果たされます。「ATP」が切れてしまうと、
- ガッツリ運動スピードが落ちてしまう
- 重いものを持ち上げることが出来なくなる
といったことが起きてしまうんですね。
つまり、シンプルに「数をこなせなくなる」「トレーニングのパフォーマンスが低下する」という残念な結果になりかねないわけです
しかし、クレアチンサプリメントは「ATP」を生成するのに役立つため、最適化されたパフォーマンスを長く維持することができます
【まとめ】
クレアチンサプリメントはより多くのATPを生成するのに役立つため、最適化されたパフォーマンスを数秒間長く維持できます
クレアチンは”オーバートレーニング”をしていても筋肉をデカくしながら「筋力」「トレーニングのパフォーマンス」を維持できる
具体的な研究を一つ紹介しておくと、
2003年にコネチカット大学が行った研究が非常に参考になりました(R)。
この研究は17人の男性を対象に6週間行われたものです。
実験は、参加者を以下の2つのグループに分けて違いを調べました。
- クレアチングループ:1日で体重1㎏あたり0.3gのクレアチンを飲むグループ
- プラセボグループ:ニセのパウダーを飲むグループ
といった感じ。
トレーニングの内容をざっくりまとめると、
- レジスタンスエクササイズ(筋力トレーニング)を週5回で4週間行ってもらった
- 残りの2週間は緩やかな運動をしてもらったとのこと。
んで、結果はどうなったのかといいますと、、
- プラセボグループは、最初の数週間でスクワットとベンチプレスの最大回数、ベンチプレスを上げる時のスピードが低下した!!
- クレアチングループは低下しなかった!!
といった感じになっています。激しい運動をすると、昨日まではこなせていた回数が徐々にできなくなってしまうんですね。
先ほど説明したように、シンプルに数がこなせなくなるで、筋トレやエクササイズが残念な結果に終わってしまう可能性があるのがポイントです。
一方クレアチンを飲むと数がこなせなくなるという傾向がなくなるとのこと。これは頼もしい結果ですよね。。。
また、この研究では筋肉量の増加も確認されています。
- クレアチングループはベンチプレスを上げる時の爆発力、体重、筋肉量が大幅に増加した!!
つまり、筋肉をデカくしながら筋力とトレーニングのパフォーマンスを維持できるんですね。
ただ、2003年の論文でかなり古い論文なため、あくまで参考までにしてください。。。
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