恋人を選ぶときの判断基準で「似た性格の人を選ぶ」という風潮がありますよね。「似た者同士のほうがうまくいく」とか、逆に「性格が正反対のほうがうまくいく」など、”相手の性格を自分の性格と比較する”みたいなことをしたことがあるのではないでしょうか?
ですが、じつは「性格の似ているか」よりも「性格の”ある特徴”」を持っている人を選んだほうが、カップルの満足度が高くなるそうです。。
では、”ある特徴”とはいったい何なのでしょうか?それは、「良心的で親切」という特徴になります。
ソースは、2019年にミニガン大学が2578組のカップル(5756人)を対象に行った研究(R)で、参加者の性格を「ビックファイブ」と呼ばれる、科学的に最も信頼される性格診断を使って調べてカップルの満足度を調べたという研究です。
ビックファイブとは、名前の通り人間の性格を5つの特徴を知ることができるテストのことです。具体的には以下の内容になります。
- 開放性:好奇心と創造性が豊かで、新しい事にも保守的にならず受け入れるかどうか。いまだにスマホを使い方が分からないという理由で使用しない人は開放性が低いかも。。
- 誠実性(良心的):まじめで物事をコツコツこなすかどうか。勤勉で細部へのこだわりが強くてルールを重要視するのが特徴。夏休みの宿題をゴールから逆算して毎日コツコツこなしていた人は誠実性が高いかも、
- 外向性:社交的で知らない人ともすぐに仲良くなれるのかどうか。クラブやバーに行くよりも家でゲームしたり本を読んでいたい人は外向性が低いかも。
- 協調性(親切):他人と足並みをそろえられる稼働が。暖かく、親切で協力的なのが特徴。自分自身のルールを強制するよりも他人のルールに従う傾向がある。
- 神経症的傾向(メンタル):メンタルが安定しているかどうか。「不安」や「怒り」「嫉妬」などネガティブな感情が湧きやすい人は神経症的傾向が高いかも。
みたいな感じです。
研究は、この5つの特徴を調べたあと満足度を比較したんですね。。
それで何が分かったのかというと、、
- 良心的で親切なパートナーを持つカップルほど満足度が高かった!!
- メンタルが不安定で外向性が高いパートナーを持つカップルほど満足度が低かった!!
良心的で親切なパートナーのほうが満足できるというのは理解できますが、外向性が高いパートナーだと満足度が低いっていうのは、ちょっと意外ですね。。
「恋人よりも友達や知り合いなんかとの時間を取りがちだからなのかなぁ~」なんて思っちゃいますが、バリバリ内向的な私にとっては朗報ですねwww
また、結果は、「性格が似ているカップル」にも当てはまるようです。
つまり、自分の「誠実性(良心的)と協調性(親切)が低い」場合は、逆に「誠実性と協調性が高い」”良心的で親切な相手”を選んだほうがいいよ~という事。。
ビックファイブはアプリで調べることができるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?
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