この記事では、ベイラー大学の研究で分かった「眠れるようになる方法」を紹介します!
【こんな人に読んでほしい】
- 最近、不眠症気味
- ベットに入ってもなかなか眠れない
- 「目を覚ましたまま15分!!」がよくある
眠ろうと思っても、なかなか眠れない事ってよくありますよね。
私も「明日早いし、そろそろ眠るか・・・」と決めるけど、気づいたら眠れなかったことが何度もありました。。
最初はそんなに気にならないけど、数日続くと「眠れない」ことが、ものすごくストレスに感じてきて。意外と、眠れないのって辛いですよね。
でも、なかなか眠れないのは、テクニックを知らないだけかもしれません。
この記事に書いている、1日5分間やるだけで「眠れる方法」を実践していくだけで、あなたもすんなりと眠れるようになるのと思います。
結論を先にいってしまうと、「明日やるべきこと」を紙に書きだすことが大切です。
じつは「明日やるべきこと」を紙に書きだすだけで不安が消えて、眠れるようになるんですよ。。
では、そんなベイラー大学式「眠れる方法」について、これから詳しくお伝えをしていきますね。
眠る前に5分間やるだけでぐっすり眠れる方法とは
眠る前に、5分間かけて「明日の予定」を立てると眠れるようになります。
これは、ベイラー大学が18〜30歳の健康な大人57人を対象に行った研究で分かったことです(1)。
まず、参加者を2つのグループに次の分けて違いを調べました。
【実験デザイン】
- 眠る前に『明日やらなきゃいけないこと』を書きだすグループ
- 眠る前に『今日または前日に終えた』ことを書きだすグループ
つまり、「未達成のタスク」を書きだすか「達成したタスク」を書きだすのとではどちらが眠れるの?という事を調べたん研究です。
「達成したタスク」を書きだしたら、「1日の達成感を感じる」「前に進んだ感じが得られる」みたいな事があるでしょう。
逆に「未達成のタスク」を書きだしたら、「やることが整理される」「頭の中がスッキリする」みたいなことが起きそうですよね。
あと、少し話がそれますが、この研究は「信頼性が高い」のも魅力の1つです。
ちゃんと脳波を計っているため、信頼性高め。。
この研究の素晴らしいところは、研究所で寝泊まりしてもらい脳波を計ってどのくらい早く眠りに落ちたかを正確に測定しているところです。
「えっ!?当たり前じゃないの?」ってなるかと思いますが、睡眠研究は「効果があるよ!!」と言われているテクニックでも、論文を見てみると、次の2つで調べられていることが多いんですよ。
- 「参加者の自己申告」:文字通り参加者に「どのくらい眠れましたか?」みたいに質問するタイプ
- 「手首に着けたデバイスで測定する」:「手首」や「腰」なんかに、デバイスを取り付けて調べるタイプ。客観性は高いけど、脳波を計るのには少し劣る。。
研究所で「脳波を測定している」ので、かなり信頼できると思います。
明日の予定を立てると眠れるようになる!?
【結果】
- 眠る前に明日のTo-Doリストを作ったグループは眠りにつくのが約9分ほど早かった!!
- 眠る前に明日To-Doリストを作ったグループは夜中に目が覚める回数が少なかった!!
大したことないように思いますよね。
しかし、不眠症の人に人気の高いサプリ「メラトニン」は眠りにつくまで「平均7分早くなる」とかなんで、効果はメラトニン以上だといえます。
なぜ「明日の予定を立てる」と眠れるようになるのか?
なぜ明日の予定を立てると眠れるようになるのでしょうか?それは「未達成のタスク」を書きだすことで「不安が減るから」です。
具体的には次のようなプロセスになります。。
【明日の予定を立てると眠れる理由】
- 1日中、頭の中にはさまざま思考が巡っている。
- 終わっていないタスクは、繰り返し同じことを思考することを助長する(2)
- いくつかの思考は、ずっと頭の隅に残り続けてしまう。
- しかし、物理的に紙に書き出すと、隅に残った思考を少しだけ頭の外に追い出してくれる。
- 結果「不安」が減る
「メンタルが弱いを治したい方へ!1日20分でメンタルを強くする方法 」で紹介した
1日20分「心の奥底にある感情や思考を書きだす」テクニックが続かないという方は、「眠る前に5分間明日のTo-Doリストを作る」ことからやってみるといいかもしれませんね。
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