この記事では不眠症の原因について書いています!!
不眠症って本当につらいですよね。。その中でも特に辛いのが
「不眠症の原因が不明で困っている!!」
「よくわからないけど眠れない!!」
など、原因不明パターンです。原因が分からない以上は、対策がたてられなずに「不眠症を治す」こともできないわけですから。。
私も、朝起きた時の”異常なダルさ”で「全然眠れなかったから体がだるいな・・・」とは分かるけど、眠れない根本的な原因は分からないままでヤキモキしていました。
でも、自分の不眠症の原因を理解できたら、具体的な対策を立てることができて不眠症とおさらばできるかもしれません!
この記事に書いている「不眠症になる医学的な原因」を軽く読んで、自分に当てはまるものを見るけられたら、快適な夜と爽快な朝に1歩近づくことができるでしょう。
結論を先にいってしまうと、3つのポイントを抑えることが大切です!
じつは、不眠症の基礎である「3つのポイント」を抑えるだけで不眠症の原因をかなり絞り込むことができるんですよ。。
では、「不眠症の原因」について、これから詳しくお伝えをしていきますね。
原因不明の不眠症の「原因を明確にする」3つのチェックリスト
3つのポイントを抑えるだけで、原因を明確に絞り込むことができます。具体的には次の通りです。
- あなたの不眠症は短期的なものなのか?
- 不眠症を引き起こす病気を患ってはいないか?
- 知らず知らずのうちに「睡眠障害」を患ってはいないか?
といっった感じ。
なぜこの3つが重要なのか?
なぜこの3つが重要なのでしょうか?
それは、この「3つのポイント」は見逃されがちだからです。
「ライフスタイル」や「メンタル」から引き起こされる不眠症は原因の特定が簡単です。なので、すぐに対策を立てられるでしょう。
たとえば、「カフェインを飲み過ぎた!」「人間関係のストレスを抱えている」みたいなことは、日々の自分の暮らしを見つめ直すと簡単に分かると思います。
しかし、「3つポイント」は見逃されがちなんですね。
つまり次のようなことになります。
- 3つのポイントに心当たりがある場合は問題解決!
- 3つのポイントに心当たりがない場合は別の原因を探る必要がある
それでは、3つのポイントについて詳しく説明していきますね。。
1.『あなたの不眠症は「短期的」ですか?』『それとも「長期的」ですか?』
「短期的かつ急に眠れなくなるのは、誰にでも起きる現象である!」という事実を知っていますか?
2011年のペンシルベニア大学の研究によると、普段よく眠れている人でも「年間で不眠気味になる確率は20%」だそうです。
たとえば「修学旅行の前の日は、楽しみで眠れなくなった!!」なんて経験はないでしょうか?
これが短期的な不眠ですね。期間は、だいたい1日~3日くらいで、1週間はつづかないのが特徴です。
あなたが眠れないのは、「長期的に眠れないのか?」「短期的に眠れないのか?」を見直す必要があります。
眠れない事をネガティブに考えることが不眠症の原因!?
「普段からよく眠れている人でも不眠気味になるのだから気にしなくても大丈夫だろう!!」
とポジティブに考えることができれば不眠症が長引くこともないんですね。
ただ、「どうしてもネガティブに考えてしまう!!」という人もいるでしょう。
その対策について説明していきたいと思います。
ネガティブに考えてしまって”不眠症が長引いたとき”の効果的な対処法は?
ネガティブに考えてしまう人は、「1日20分不安日記をつけましょう!!」
具体的には、眠る前に20分間かけて「こころの奥底にある感情や考えを余すことなく吐き出して書いてください!」
この方法は、「Expressive writing(エクスプレッシブライティング)」というテクニックで、いくつもの研究で効果が確認されています。
詳しいやり方については、下↓の記事をご覧ください。。。
2.不眠症を引き起こす病気を患っているかも
定期的な不眠症は「医学的な原因」で発症する可能性があります。
病状によっては軽度のものもあれば深刻なものまでです。
場合によってては、病状自体が不眠症を引き起こすますが、別の場合は、病気の症状が不快感を感じさせて、眠りにくくなってしまうこともあります。
不眠症を引き起こす9つの病状
不眠症を引き起こす病状は次の通りです。
- 喘息
- パーキンソン病などの神経学的状態
- 慢性的な痛み
- 腰痛
- 鼻/副鼻腔のアレルギー
- 逆流などの胃腸の問題
- バセドウ病( 甲状腺機能亢進症)などの内分泌の問題
- 関節炎
- うつ病
これらを患っている人は不眠症になる可能性が高いと言われています。
また、病気自体とは別に「薬」も不眠症を引き起こす可能性があります。
不眠症を引き起こす可能性がある7つの薬
不眠症を引き起こす可能性がある薬は次の7つです。
- 風邪
- 高血圧
- 心臓病
- 甲状腺疾患
- 避妊
- 喘息
- うつ病
といった感じ。これらの薬を服用している人は不眠症を引き起こす可能性が高いと言われています。
医学的な原因で眠れないときの対処法は?
医学的な原因で眠れないときは「専門家or医師」に相談することが大前提です。
それを踏まえたうえで「認知行動療法」をおすすめします。
「認知行動療法」を勧める理由は3つです。
- 昔から不眠症治療に使用されている
- 1週間~2週間の短期間で効果がでる
- いくつもの研究で効果が確認されている(科学的な根拠がしっかりしている)
「認知行動療法」について詳しく知りたい方は下↓の2つの記事をご覧ください。。。
3.知らず知らずのうちに睡眠障害を患ってはいませんか?
不眠症の原因は睡眠障害を患っているかもしれません。
睡眠障害は多くありますが、ここでは不眠症になる可能性ある睡眠障害を2つに絞ってお話します。
むずむず脚症候群
むずむず脚症候群の場合、足に不快感を感じて動かしてしまうために「なかなか眠れない&眠りが浅くなってしまう」などを経験します。
通常は1日の後半から睡眠ととろうとするタイミングで症状の悪化を経験することが多いです。
むずむず脚症候群は人口の10%が患っているとされています。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、不眠症に関係がある別の睡眠障害です。
睡眠時無呼吸症候群を患っている人は「睡眠中の呼吸が浅くなったり」「一時的に止まってしまうために」一晩中に何度も目が覚めてしまいます。
また、睡眠時無呼吸症候群を患っている人は、不眠症を経験したことがあると報告することが多いようです。
睡眠障害の対処法
睡眠障害かもしれないなと思った方は、病院に行きましょう。
何科に行けばいいのかというと「睡眠外来」があるところに行けば間違いないです。。
最後に
定期的(数か月単位)で不眠症に悩まされている人は、医学的な原因の可能性を検討することをおススメします。
3つのポイントに心当たりがない場合は次のページに進んでください!!
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