アーモンドが睡眠を促す2つ理由

不眠に効く食べ物

 この記事では、「アーモンドはなぜ睡眠を促すのか」について解説しています!

 結論を先にいってしまうと、アーモンドには「睡眠ホルモン」と「睡眠促進ミネラル」が含まれているからです。

では、「アーモンドはなぜ睡眠を促すのか」について、これから詳しくお伝えをしていきますね。

アーモンドはそもそも健康食!?

アーモンドは、お菓子としても世間に広く知られている木の実の1種です。

アーモンドチョコレートあたりが有名ですね。じつは、このアーモンドという木の実は、チョコレートと相性がいいだけではなく、多くの健康上のメリットがあります。

なぜなら、栄養が豊富に含まれているからです。28gのアーモンドには1日に必要なマンガンの32%リン14%リボフラビン17%が含まれています。

さらに、アーモンドは2型糖尿病や心臓病などのいくつかの慢性疾患のリスクが低くなることが研究で分かっています。

具体的には、、

  • 2012年の研究:アーモンドは体重、グルコース恒常性、炎症、酸化ストレスなど、他の修正可能な心血管および糖尿病のリスクに役立つ可能性があることが分かった(1)。
  • 2010年の研究:アーモンドを含むナッツ類には、突然の「心臓死を含むCHDのリスク」「女性の糖尿病」「心血管リスク」に対する効果がある(2)。

なぜ効果があるのかというと、「抗酸化物質」「一価不飽和脂肪」「繊維」などが含まれているからなのではと考えられています。

かなり多くの研究が一貫してアーモンドの健康上のメリットの示しているので、アーモンドは健康食といえるでしょう。

そんなアーモンドは睡眠を促す効果があります。なぜ睡眠に効果があるのかを少し掘り下げてみましょう。

1.最強の「快眠ホルモン」であるメラトニン が含まれている

アーモンドや他のナッツ類には「メラトニン」が含まれています。

メラトニンは、人体が自然に作るホルモンで、「快眠ホルモン」や「睡眠ホルモン」呼ばれていて、その名の通り睡眠には欠かせないホルモンです。

役割は、一定のレベルまで達すると「そろそろ眠る時間ですよぉ~」と体に教えてくれます。

しかし、ブルーライトなどの強い光を浴びるとメラトニンの分泌量が減ってしまうんです

。その結果なかなか眠ることができないなどのトラブルが起きてしまいます。

スマホが普及した現代は、「睡眠ホルモン」を殺しているような状況なんです。

ですが、外部からメラトニンを補充することで足りていないメラトニンレベルをを補えるわけです。

また、メラトニンは不眠症に悩まされている人たちの間で人気の高いサプリです。もっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

2.睡眠促進ミネラルであるマグネシウムが豊富に含まれている

アーモンドには、マグネシウムが豊富に含まれています。わずか、28gで1日に必要なマグネシウムの19%が含まれているんですね。

あまり知られてはいませんが、じつはマグネシウムには睡眠を促す効果があります。

マグネシウムがどのように睡眠に役に立つのかは以下の通りです。

  1. マグネシウムにはリラックス効果がある: 神経系を静めるのを助けることによって、マグネシウムはあなたの体と心を睡眠のために準備するのを助ける
  2. そもそもマグネシウム不足になると眠れなくなる:2008年の論文で、「体に十分なマグネシウムがないと、睡眠障害や不眠症になる可能性がある」ことが確認されました
  3. 睡眠の質を調節してくれる:2012年の論文でマグネシウムを飲むと「血清レニン」と「メラトニン」睡眠の質を調節する2つホルモンを高レベルにすることが分かりました。
  4. うつ病や不安を軽減してくれる:2017年の論文ではマグネシウムを飲むと「うつの症状が大きく改善した!」

といった感じ。「マグネシウムの睡眠効果」について、もっと詳しく知りたい方は下↓の記事をご覧ください。

まとめ

アーモンドは、「睡眠ホルモン」メラトニンと「睡眠促進ミネラル」マグネシウムの供給源であり、この2つは就寝前に食べるのに最適な特性です。

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