1日5書くだけで眠れるように!!/睡眠日誌の書き方&効果

不眠症を治すためには

睡眠は、食事、運動と並んで健康の柱の一つとして知られています。なので健康を考えると、「ちゃんと睡眠をとらなきゃいけないなぁ」と思ってはいるものの、なかなか行動に移せないという人は結構いるんじゃないでしょうか?

そんな人におすすめなのが睡眠日誌です。自分の睡眠を記録することで、客観的に自分が見られるようになり行動につなげることができます。

今回はそんな睡眠日誌の書き方と効果について書いてみます。

睡眠日記とは?/なぜ効果があるのか?

睡眠日記は、長期間にわたって睡眠パターンを追跡するために使用される紙、

またはスマホの記録です。また睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害の診断などに使用されたりします。

なぜ効果があるのか?

なぜ睡眠日誌に効果があるのでしょうか?結論から言うと、記録をつけることで、自分のことが客観的に見れるようになるからになります

つまり、自分のことを一歩引いた視点で見られるようになるわけです。 

「睡眠を改善するぞ!!」という目標を立てても、「やらなくちゃいけないけどなかなか行動に移せない」のが人間です。

しかし、記録をつけることによって、「目標までの距離」や、「現在いる位置」が分かったり 「自分に何が足りないのか」が分かります。そして記録をつえることで行動があとから勝手にについてきてくれます。

記録の効果は科学的にも証明されている

少しうさん臭さが出ているので一応ソースを上げておきますwww

2009年の研究(R)では、「記録をするだけで痩せるぞ!」というダイエットは果たして効果があるのか?を調べてくれていて参考になりました。

研究によると、記録の効果はたしかにあるとのこと!!

その中でも特に効果があったのは、「毎日の食事や体重の記録をつけて、何が悪いのかを客観的に見つめるタイプ」の記録だった!

ちなみに、この研究は、過去に出された学術論文を調べるという「論文を調べた論文(メタ分析)」で科学的に最も信頼できるデータです。

もう一つ目標達成と記録に関してのソースを上げておくと、2016年に過去に行われた138件(参加者19.951人)の研究をを調べたメタ分析が出ています(科学的に信頼できるデータ)。

研究によると、記録をつけることは、自分をコントロールする能力あげるのに効果的であり、記録をつける頻度が多いほど行動の変化が起きやすいそうです。(R)

~まとめ~

  • やらなくちゃいけないと分かっていても行動に移せないのが人間。
  • 記録をつけると自分を客観的に見れるようになる。
  • 記録をつけると自分をコントロールする能力が上がる。
  • 記録をつけると行動が後からついてくる。
  • 記録をつける頻度は多いほどいい。

睡眠日誌の書き方

いくつかのバリエーションがありますが、夜間に寝るか日中に寝るかにかかわらず、睡眠期間について記録する必要がある基本情報があります。

基本情報は以下の内容になります。

  1. 日付
  2. 就寝時間
  3. 眠りにつくのにかかるだいたい時間
  4. 夜中に何回目が覚めたか
  5. 目が覚めた後起きて過ごした時間(すぐに寝るれなかった場合
  6. 起床時間
  7. 起きた時の気分(よく眠れた?それとも疲れている?)
  8. 昼寝の長さ(した場合

めんどくさいでしょうが、「就寝時間」「起床時間」「起きた時の気分」「日付」は絶対に書き込むようにしてください。

睡眠日誌の使い方は?

睡眠日誌書き続けていると、自分の睡眠パターンの特徴が見えてくると思います。その原因が何なのかを意識していく事が重要です。

例えば、

なぜか日曜日の夜になると眠れなくなってしまい就寝時間がいつもより遅くなる。というパターンがあったら、「もしかしたら自分は、新しい1週間が始まることに強いストレスを感じているかもしれないな」という感じで原因を意識していくといいでしょう。

ストレス解消法に関しては別の記事で紹介しているのでよかったら読んでみてください。

睡眠日誌が特定の睡眠障害を診断することがある

最終的に、睡眠日誌は特定の睡眠障害を診断するのに役立ちます。日中の過度の眠気を訴える人によく使われます。

例えば、起床時間と就寝時間が一定ではなくばらつきがある場合は、体内時計がダメージを受けて乱れてしまう可能性があります。あまりにも長期的な場合は、概日リズム睡眠障害かもしれません。

また、日中に過度の眠気に襲われて、朝起きた時疲れが取れていないと感じることが多い場合は「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。

ほとんどの場合、睡眠記録は長期間にわたって睡眠習慣を注意深く記録するための安価な手段です。

しかし、この便利なツールは、睡眠障害の潜在的な原因を特定するためのものにすぎません。

なので、あまりにもひどい場合は、専門医に相談すことをオススメします。

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